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お題はフリー。5分3R。ファイ!!!

目覚まし界に現れた最強アプリ外伝〜エピソード・オブ・モブオ〜

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※このお話は5月23日に投稿された

 

「目覚まし界に現れた最強アプリ」

 

を読んでいただくとより一層お楽しみいただけます

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〜前回のあらすじ〜

カンタから最強の目覚ましアプリ「sleep cycle」を紹介されたモブオ

 

年3000円という値段から母親に相談するために帰宅するのだった…

 

 

 

モブオ

「ただいま!」

 

「…………」

 

モブオ

「母さん!俺、sleep cycle始めたい!」

 

「………………」

 

モブオ

「sleep cycleなら理想の睡眠が手に入るんだ!

しかも年3000円しかかからない!

俺、変わりたいんだ!!」

 

「……………………」ドサッ

 

モブオ

「母さん!?」

 

母の背中から流れる血にモブオは気づいた。

 

???

「モブオったらぁ、sleep cycleなら前回溜め込んでやめちゃったでしょお〜

ヒャーヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ!」

 

そこには巨大な鎌を持った顔面蒼白化粧濃いめモヒカンの男が立っていた

 

モブオ

「おまえは、誰だ…!!」

 

???

「母親と同じ反応だなぁ

名乗るこたぁねえ、おまえはここで死ぬぅ!

ヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

 

ブン!!

謎の男は鎌を投げつけてきた

 

モブオ

「…やっ…ばっ…」

 

ドゴォ!

モブオの腹部に鎌の持ち手が強打する

 

モブオ

「ぐふっ…!」

 

???

「そうそうその顔だよ!

母親とおんなじ顔だたまんねぇぜぇ!!

おら、もう1発!!」

 

バチィ!

モブオの肩を鎌の持ち手が叩く

 

「もう1発!」

 

バゴォ!

モブオの膝を鎌の持ち手が弾く

 

膝から崩れ落ちるモブオ

 

モブオ

「がっ…はぁ………はぁ………

やばい、このままじゃ…死………!」

 

「あぁばよぅ!!」

 

 

ザシュ!!!!

 

 

鎌の持ち手が腹部を貫く

 

 

「ヒャーヒャッヒャ…あぁん?」

 

 

 

 

「この子は…やらせない…!!」

 

モブオ

「母さん!!」

 

母モブ江がモブオの盾となった

 

「母さん!かあさん!!」

 

 

「モブオ…sleep cycleを、使いなさい…」

 

「!?」

 

「あれは…ただの目覚ましアプリじゃない…

一族に伝わる、真の力を…

目覚めさせるアプリよ…

 

今の…あなたなら使える…

以前溜め込んだのはきっと…あなたがまだ幼かったことと、そして、その力が強大すぎたから…

 

実は私は、本当の母さんじゃないの…

未来また蘇る悪魔を倒すため…あなたを育てるよう命じられた赤の他人…

 

でもいつのまにか、あなたを愛してた…

だから、何も教えられなかった…

こんな子供に、世界の命運を託すなんて…

 

…だから!!

もし….使えなかったら…

………逃げなさい…………………

あなたが…生きることが…わた…しの…ね………が………………ぃ…………」

 

 

「母さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

 

 

 

???

「いつまでやってんだよぉ…

続きはあの世でやれやぁ!!!」

 

モブオの体が光りだす

 

???

「!!??」

 

 

 

モブオは黄金の鎧を身に纏いそこに立っていた

 

 

 

モブオ

「母さん……俺、戦うよ…

血が繋がってなくても…かあさんは、母さんだから…!!!」

 

???

「こけおどしだぁ!!」

 

鎌の持ち手をモブオに叩きつける

 

「!?」

 

 

 

モブオは繭のようなものにこもり、その攻撃を防いだ

 

そしてその繭から白銀の鎧を纏ったモブオが現れる

 

「俺の能力は繭にこもり、そこから目覚めれば目覚めるほど強くなる

                  モーニングエンペラー

                     "目覚めの支配者"

だ!!!!!」

 

モブオは悪魔を掌底で吹き飛ばす

 

「がはぁ!!

くそ!!所詮強くなったところで俺には勝てねぇよ!!!悪魔に服従しろやぁ!!!!!」

 

悪魔は鎌の持ち手に己の最大量のオーラを込めた

 

モブオ

「おまえは、、絶対に許さない…!!」

 

モブオは天に手をかざし

空に自分のオーラを込めた無数の鎌の持ち手を出現させた

 

???

「なん…だ…と…!!?」

 

モブオ

「おまえはもう、一生目覚めるな…!!」

 

白銀の鎌の持ち手が悪魔に降り注ぐ

 

???

「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!!

こんな…ところでぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

悪魔は爆散

モブオは元の姿に戻った

 

モブオ

「母さん、俺、戦うよ。

…安心してよ、

辛くなったら、逃げるからさ…」

 

モブオは迫り来る悪魔との大戦のために、これからも戦い続けるのだった…

 

 

 

 

魔界

 

 

 

???

「さすが私の息子ねぇ…

いきなりその能力を使いこなすなんて…」

 

下っ端悪魔

「我らが首領!!

人間界への進軍の準備が完了しました!」

 

真のモブ江

「モブオ…私のところまでたどり着いてみせなさい…

オーホッホッホッホッホッホッ!!!」